2011年7月4日月曜日

 大震災を思い出す

家内の体調があまり良くないので心配だ。5月に長女の結婚式があり、その対応をめぐりかなり疲れたようだ。本当は3月21日の予定だったが3月11日の大震災の影響で延期になってしまった。大震災の時のことは今思い出しても大変だった。ちょうど所沢の古田さん宅に大勢の仲間と集まっていたところだった。かなり大きな揺れがあったが何とかおさまったので、慌てずにゆっくり帰ろうと思った。家はあの揺れでどうだったのか心配だったので家内にメールを送ったが返事が来ない、今度は電話をしたら何と不通であった。急に心配が増した、車だったので途中で所沢近くのガソリンスタンドで給油しようかとも思ったが、それより早く帰ろうと思い給油しなかったのがいけなかった。普通ならあと15分で家に着くという付近で、急に渋滞になってしまった。全く動かない状態になり、電話も通じない、この時やっとラジオを入れようと気が付いた。何と非常に大きな大地震があったという、そして交通も渋滞しているという。ガソリンも残り少なく心細い限りであったが裏道を探しながらやっとの思いで帰り着いた。普段なら15分で着くところを3時間もかかってしまったのだ。幸い家には大きな被害はなかったが、その後2週間はガソリン、灯油、米は全く手に入らず食料品もわずかしかなくまた計画停電などさんざんであった。しかし被災に遭った人たちはとてもこんなものではなかったのだから、不満などとても言えるものではない。しかし家内にとってはそのような生活と長女の結婚式との対応で極度に神経をすり減らしてしまったのだと思う。

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