2011年7月6日水曜日

こころの病

次回のコンクール審査要請の詳細が届いた。今度は茨城県日立市である。ふと放射能のことが心配になったが、数日滞在するだけなのだ、現地の人のことを思ったら決してキャンセルは出来ない。それにしても今後の原子力発電はどうなるのだろうか。今回の大震災で、何らかの事故が起これば原発は非常に危険なものであるということは誰でも分かったことである。しかし一度手に入れた明るさ便利さは手放せないのが人間の弱さである。かといってそれに代わるもの、水力、火力、風力、太陽光発電などあるが、どれも原発に代わり得る決定打とはなれないのが現状のようだ。防災復興大臣の暴言が問題になったが、本当にあきれた話だと思う、政治家の態度は良くわからない。結局は被災地、被災者のことより自分のことを大事に考えているようだ。午後は久しぶりに家内と買い物に出かけたが、やはり体調は良くないようだ。心身共に疲れが溜まっていて、無気力な状態にも見えるので心配である。もちろん通院しているが急には回復が出来ないようだ。
近年医学は著しい発展をしている、高血圧、糖尿尿、腎臓、心臓疾患、癌などに対しては相当の信頼がもてるようになったと思う。しかし精神的な病に対しては20年前と対して変わっていないのが現状ではないだろうか。科学的な測定ができず、特別な食事療法もなく、外科的手術もできず、医師の経験により投薬をするしか方法がないようだ。それも根本的な治療というより、一時的に症状を抑える薬のようである。

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